「英語を学ぶすべての人へ」 > はじめに



じめに。この「英語を学ぶすべての人へ」では私の体験に基づく英語学習法や資格試験攻略法をご紹介しています。手始めに、これさえ守れば絶対英検一級・TOEIC990点は取れる!、という英語学習の黄金律をご紹介します。

  次の文章に少しでも心当たりのある方はこのページを最後まで読んで下さい。

 

 「中田さん、こんにちは。私は海外在住経験があるわけではありませんが、なんとか英語の雑誌やテレビが判るようになりたいと思って英語を勉強しています。学習の中心としては、TIME誌の全ての記事に目を通し、CNNニュースも毎日欠かさず見ています。もっとも全て判るわけではありませんが。

また、日本国内だけの独習で英語を身につけた方は、「多量の英語をインプットすることが英語学習のキーである」、と口を揃えておっしゃっているので、生活の様々な場面で英語に触れる機会を増やそうと最近努力しています。たとえば、夜のNHKニュースは英語で聞くことにしましたし、エンターテイメントとしても日本のバラエティ番組は一切やめ、洋画や海外ドラマを見るようになりました。アマゾンスカイソフトで洋書も購入し、電車の中では漫画の代わりにペーパーバックを読むことにしました。

 このように自分のライフ・スタイルまで変え英語に触れる努力をしているのに、TIMEもCNNも一向に判るようになりません。多量の英語をインプットする」というアドヴァイスを守っているのに、私の英語力が伸び悩んでいるのはなぜでしょうか。こんなに時間とお金をかけて、自由時間まで犠牲にしているにも係わらず、いつまでも英語が身につかないなんて悔しすぎます。何かいい勉強方法があったら教えてください。どうぞよろしくお願いします」

 

Aさんの問題

 上の文章は実は架空のメールなのですが、「英語学習にかなりの時間をかけているのに思ったほど成果が上がらない」という悩みを抱えていらっしゃる方は、案外多いのではないでしょうか?。上の方(ここではAさんとします)は日本にいながら英語を習得するために、生活時間のほぼ全てを英語に触れることに費やしているようです。洋画やペーペーバックを活用することはもちろん、NHKニュースでさえも英語で聞くという徹底ぶりです。これほどまでに勉強熱心なAさんなのに、英語力が伸び悩んでいるのはなぜなのでしょうか?。

 Aさんは継続的に質の高い英語のインプットを実践されているようで、それは非常にすばらしいことです。「私がラジオを薦める理由」でも書きましたが、英語をインプットすることは英語学習に不可欠だからです。この理屈は何もごく限られた人の経験に基づいて導き出されたものではなく、学術的にもきちんと証明されています。第二言語習得理論の分野で有名なKrashenは、「インプット仮説」という理論の中で、『理解可能なインプットを受け取るという方法でのみ、人間は言語を習得できる』と述べており、言語習得におけるインプットの重要性を説いています。つまり、英語をインプットすることで英語を習得しようというAさんのアプローチには、全く問題がないのです。

 それなのに、Aさんの英語力が伸び悩んでいるのはなぜなのでしょうか?。それは、判らないところは判らないまま流しているからです。たとえば、Aさんの英語力はペーパーバックを70%理解できるレベルだとします。判らないところがあったとしても70%くらい理解できれば本の趣旨はつかむことが出来るので、Aさんは満足し残りの30%は判らないままにしておくでしょう……。

 それがいけないのです。判らないところをそのままにしておいたのでは、ペーパーバックを一冊読み終わったとしてもAさんの読解力は「ペーパーバック70%レベル」でとどまっています。この調子で100冊読んでも同じことでしょう。自分の理解できるところだけ理解し、理解できないところを放っておいたのでは、英語力はキープは出来ても伸ばすことはできません。これこそが、Aさんの英語力が伸び悩んでいる原因なのです。

 また、「ひとりよがり」に陥っている可能性もあります。ペーパーバックは一人で読むものですから、ある文章を自分が誤解していたとしても誰も訂正してくれません。つまり、Aさんは本当は間違っていることを「正しい」と勝手に思いこんでいる可能性もあるのです。そういう「ひとりよがり」は資格試験を受けるとあらわになります。Aさんが「良く出来た」と思った試験は、採点者の目から見れば実は間違っていることばかりなのです。ゆえに、予想外の低い点数という厳しい現実のしっぺ返しが待っていることでしょう。

 このことはペーパーバックに限りません。Aさんは『全て判るわけではありませんが』TIMEの記事は全部読み、CNNニュースも毎日欠かさず聞いているようです。言い換えれば、TIMEもCNNニュースも判るところだけ理解して、判らないところはそのままにしている、ということです。これでは、TIMEを読んでもCNNを聞いても新しいことを学ぶことができず、既存の知識を「おさらい」するにとどまっています。リーディング力が伸びないのもリスニング力が伸びないのも、ある面当然といえるでしょう。教材をNHKニュースや洋画や海外ドラマに変えたところで、結果は同じことです。

 このように考えてみると、Aさんは1日のほとんどを英語学習に費やしているように一見見えるのですが、実はその内のほとんどはまったく実になっていない、ということが判るでしょう。このような症状に陥っている方は多いのではないでしょうか。テクノロジーの進歩により日本にいても英語のシャワーを浴びることは飛躍的に簡単になったからです。テレビをつければ24時間英語放送、ラジオをつけても24時間英語放送、そして本屋さんには洋書が並んでいます。更にインターネットでもやろうものなら、英語の情報が氾濫しています。英語の情報がここまで身近になったことは、一見好ましいことのように見えるかもしれません。しかし、一部の英語学習者にとっては、全く喜ばしいものなんかではないのです。なぜなら、ほとんどの英語学習者が漫然と英語を浴びるだけで英語を「学習」した気になってしまうという、危険な状況をも引き起こしてもいるからです。

 私も昔はそのように漫然と英語漬けになっていた時期がありました。半年くらいそのような学習を続けると、「判らない英語に漫然と浸るだけでは英語力はつかない」、ということがやがて判ってきました。それからは、自分が接する英語を意識してコントロールするようになりました。読んでもあまり判らないペーパーバックは、読むのをやめました。英語の番組をなんとなくつけておくのもやめました。NHKニュースをまた日本語で聞く生活に戻ったのです。え?、それでは何を使って勉強すればいいのかって?。

 

英語はこうして勉強しよう

 その答えは、1)英語の本文があり、2)丁寧な日本語訳や解説がついており、3)CDなどで音声も確かめられるという3つの条件を満たしている教材を使えばいいのです。例えば、私はNHKのラジオ講座を選びました。ラジオ講座がAさんの使用しているTIMEやCNNと決定的に異なるのは、講座テキストの日本語訳を読んだり、ラジオでの解説を聞いたりすることにより、自分の英語力では判らないレベルのものを「判る」レベルに変える事が出来るということです。

 先ほど、個人でペーパーバックを何冊読んでも、ペーパーバック理解力70%のAさんの理解力はいつまでたっても70%から進歩しない、と書きました。けれど、ラジオ講座を使った学習では、自分一人では判らない疑問点を解消することが出来るので、判らなかったところを新たな知識として吸収することにより、71%、72%、73%……、と確実に英語力を向上させることが出来るのです。だから聞き始めた当時には「やさしいビジネス英語(註を参照)理解力20%」くらいだった私の英語力は、今では「やさしいビジネス英語理解力80〜90%」くらいにちゃんと向上しています。判らないところは判らないままの「読み流し」や「聞き流し」学習法とはもっとも異なる点です。私はそれ以外特別なことはほとんどせずに英検一級・TOEIC990点の英語力を身につけることが出来たのです。

註:「NHKラジオ やさしいビジネス英語」……2002年3月まで、NHKラジオで放送されていたラジオ英語講座の1つ。別名、「やさビジ」。講師は杉田敏先生。「やさしい」という名前に反して、当時のラジオ講座の中では一番難易度が高い講座だった(詳しくはこちらを参照)。2002年4月より、「NHKラジオ ビジネス英会話」に名前を変える。

 

体験談―「やさビジ」とわたし―

 でも、ラジオから流れてくる「やさしいビジネス英語」の放送をテキスト片手に20分間聞いていて、自然にそれだけの英語力が身に着いたわけではありません。私の体験談を話しましょう。

 私は大学入学直前、高校3年生の3月頃この番組を聞き始めたのですが、当時英検二級の私には単語が時々聞き取れるくらいでした。そこで、番組の会話をMDに録音して繰り返し聞く、ということを実行しました。カセットではなくMDにしたのは頭出しが簡単に出来るからです。

 「やさしいビジネス英語」では1日に約1分間の英会話を聞きます。聞き始めた当時、そんなに短い会話さえあまりに聞き取れなかった私は、その1分間の会話を20個くらいに細かく分け、そのセグメントそれぞれを一曲として登録していました。こうすると、そのセグメントだけを何回も頭出しすることが出来て非常に便利です。短いセグメントを何回も聞いていると、次第に目で見たテキストの文字と耳で聞く音が一致してくるようになります。こういうことをやっている内に、1分間を20個のセグメントに分けていたのが、次第に17個、13個、8個、……、3個、2個、というように分ける箇所を少なくして済むようになってきます。そうして今は一分間の英会話を一曲として登録しても何の不自由も感じないようになりました。

 また、大学が始まってからは学校まで40分くらい通学にかかったので、その通学時間中にはポータブルMDプレイヤーで前日に録音したものを繰り返しかけるようにしました。友達と途中で会わない限りどうせボーッとしているので、こういう時間を有効に活用しない手はありません。たった40分の通学時間でも、往復だと80分になります。80分なら1分間の英会話が80回聞けます。それほどひたすらひたすら繰り返し聞けば、テキストの日本語訳を見ただけで反射的に英文が出てくるようになるでしょう。そうなったら会話中に出てきた単語とか熟語は、覚えようと努力する前に既に頭に入っているのです。

 こうしたトレーニングを少し続けた5月、私ははじめてのTOEICを受験しました。そして、驚いたことにリスニングで470点、総合で895点という好成績を手に入れることが出来たのです。1年後、大学二年生になった私は再びTOEICを受験しました。周りには英語ニュースや洋画や海外ドラマなどの様々な誘惑がありましたが、「やさしいビジネス英語が私にはあってるんだ!」とかたくなに信じつづけ、他の教材には浮気しませんでした。その結果なのでしょう、一年後にはリスニングで495点中満点の495点、総合でも965点という信じられないような高得点レベルに私の英語力はアップしていたのです。

 と、「やさしいビジネス英語」ばかり誉めていますが、NHKのラジオ講座でないとだめ、と言いたい訳ではありません。たまたま放送時間や番組の教材の難易度があっていたので、私にはぴったりだっただけです。先ほども書いたように、ラジオ講座以外でも、1)英語の本文があり、2)丁寧な日本語訳や解説がついており、3)CDなどで音声も確かめられるという3つの条件を満たしている教材であれば、何を使用してもいいのです。だから、洋画の好きな人は洋画をMDにダビングして、本屋さんで日本語解説付きのスクリプトを買えばいいでしょうし、文学の好きな方は、朗読CDと対訳本を用意して、自分の教材が上記1)〜3)の条件を満たすように工夫すればいいでしょう。

 誤解していただきたくないのは、CNNやTIMEを使って全く英語力の伸びないAさんの話をしたからといって、それらの教材としての価値を否定しているわけではない、ということです。CNNやTIMEを使用しても、上記1)〜3)の条件を満たす努力をすれば、それらも教材として一向に問題はありません。例えばCNNなら、Webサイトでニュース原稿を入手することで条件1)を、判らないところを辞書で調べたり誰かに質問したりすることで条件2)を、放送を録音することで条件3)を満たすことが出来るでしょう。いけないのは、英語の本文や日本語の解説なしにCNNを聞き流したり、日本語の解説や音声なしにTIMEを読み流したりする勉強方法なのです。

 ただし、NHKのラジオ講座は上記1)〜3)の条件を無条件に満たしている上に、更に1)月々たったの370円!(テキスト代)しか投資しなくていい。2)1日の分量が決まっているので、勉強を習慣化することが容易である。3)文字による解説だけではなく、声による解説もあるので判りやすい。4)教材・講師の質共に一流である。5)利用者が多いので情報交換などがしやすい。という5つの優れた点があるので、個人的にはお薦めです。

 

精読・精聴のすすめ

 と、私の体験談を交えて書いてきました。このページを読んで、24時間ただ漫然と英語を「読み流し」「聞き流し」するよりも、10分間でも集中して英語を理解しようと努めた方が英語学習には効果的である、ということが判って頂けたのではないでしょうか?。つまり、多読よりも精読が重要なのです。

 ということでAさん、判らないのにやせ我慢して難しい英文雑誌を読んだり、英語ニュースを聞いたり、英語のWebページを読んだりして苦しむ必要は全くないのです。そんな長時間英語を勉強していたら、逆に反動で英語が嫌いになってしまいます。現代人はただでさえ忙しいのです。その時間を自分の趣味や家族とのコミュニュケーションなどもっと他のことに当ててみましょう。息抜きであるはずのテレビまで判らない英語で聞くなんて、精神衛生上もいいものではないでしょう!。効率良くやれば、英語は短時間で身につきます。

 その代わり、1日30分くらいでもいいので本当に英語に集中する時間を作ってください。そして、その教材をやると決めたら、他の教材に浮気をするのはやめましょう。MDはちょっと高価ですが、テープより断然便利です。ポータブルの録音・再生用機を買いましょう。私のは3万円近くしましたが、もう十分にもとが取れたと思います(MDがなぜ便利なのか懐疑的な方はこちらへどうぞ)。

 

 後に。英文雑誌や英語放送が身近な世の中になりました。自分も含めて、それらに漫然と浸るだけで英語を勉強した気になってしまう人が多いような気がします。でも、判らないところが判らないままでは、いつまでたっても英語力は伸びません。私はそのことに気がつくまでに半年近くかかってしまいましたが、みなさんにはそんな時間の無駄はして欲しくない、と思って冒頭のメッセージとして書いてみました。

ということで、

1)     英語の本文があり、

2)     丁寧な日本語訳や解説がついており、

3)     CDなどで音声も確かめられる

 という条件を満たす自分の好きな教材を何か1つ見つけてみましょう。そして、1日の分量は短くでもいいですから、その狭い範囲を繰り返し読んで、聴いてみてください。そうすれば1日の進歩はごくわずかでも、毎日続ければ英検でもTOEICでもかなりの点数が取れる英語力がいつの間にか身についていることでしょう。

 そうして、英検とかTOEICで高得点を取るような英語上級者になったら、今度は精読から多読・多聴に移行する時期です。学習者用に編集されたテキストではもう物足りなくなってくるでしょう。そうしたらいよいよ、TIMEやCNNやペーパーバックを「読み流し」「聞き流し」して「今まで学んだ知識の定着化」と「英語による情報収集能力の向上」を目指すステージに突入です!。もう私は何も言いません。英文雑誌でも24時間英語放送でもペーパーバック(おすすめはこちら)でも洋画でも何でもいいので自分の好きな教材を選んで、思う存分「英語漬け」な日々を楽しんでください!。

 ただし、自分がまだそのレベルに達していないな、と感じる方は少しの間だけ「英語漬け」な日々は我慢してみましょう。そして、しばらくの間多読・多聴よりも精読・精聴を心掛けましょう!

【関連ページ】
 MD機器の選び方に関しては、「MDを使った英語学習のススメ」をご覧下さい.
 リスニングに関しては、「マジック・リスニング体験記」も参照下さい。


補足:上記の内容について読者の方から頂いたお便りを紹介いたします。

あゆ様 「初めまして、あゆです。いつも、達也さんのHPにはお世話になってます。ところで質問なんですが、達也さんいつもやさビジ全部をMDに録音しているんですか?それとも、英語の部分だけですか?もし後者の場合、番組自体はその時間帯にきいてるのですか?こんなバカっぽい質問でごめんなさい。」

中田:やさビジなんですが、番組20分間全てMDに録音しています。そして、聴きながら「トラックマーク」というのをつけておき、頭出ししやすいようにしておきます。通学中など聴く時はほとんど英語の会話のみを聴いています。でも、それだと飽きてきてしまうので時々日本語の解説などの部分も聴きます。
 番組はリアルタイムできいています。ラジカセ(MDコンポではない)からポータブルMDに落としているので、タイマー録音とかが出来ないんですよ。だから、リアルタイムで聴くしかないんです。


Ghost Dog様 「初めまして。素晴らしいホームページに感銘を受け、是非賛辞を送りたいと思いました。まずはその若さでこれだけの英語力をお持ちというのは素晴らしいです。今後が楽しみです。ホームページも読み物として面白いだけでなく、非常に実際的で学習者がすぐに役立てられる内容だと思います。余計な謙遜が無いところや、単なる自慢に終わっていないところが言いです。

 『やさしいビジネス英語』は私もある程度以上の実力を持つ学生に薦めています。教材の選び方は全く持って同感です。他に私は英字新聞、特に週刊STを学生には薦めています。『役立たずなものたち』コーナーは、特に英会話スクールなど私自身同様の経験をしたので特に面白く読ませて頂きました。全体的にほぼ完全に同じ意見を私も持っています。『一定の時間、集中してトレーニングを毎日継続すること。』『あれもこれも手を伸ばすのではなく、役立つ教材を結果が出るまで続けること』『単なる点数に一喜一憂せず、英語というツールを介して伝えられるメッセージを読み取る心を磨くこと』など私も常々学生に言い聞かせています。

 一つだけ感じた点があるのですが、『多読よりも精聴の方が重要』であるというセリフはやや性急過ぎる、もしくは説明不足のように感じます。これらはどちらが重要というよりも、個々人のレベルやニーズに応じてバランスよく組み合わせるべきものと思います。また上級者でなくても、多読に対応する英語力を身につければ、特にTOEICのようなスピード・スタミナを要求する試験などには効果的ではないでしょうか。言ってみれば、精読撃用ライフルを手にし、多読弾銃も手にするようなものです。

 もちろん、単なる聞き流しは絶対に避けるべきですが。この点は私自身の経験からも、学生を指導してきた例からも思うのですが、精読・多聴をバランスよく組み合わせてトレーニングしているものは、短期間で上達するようです。それにしましても英語関連のサイトは星の数ほどありますが、これほど内容が充実しているものはなかなかないです。これからのご活躍をお祈りします。

  英語学習関連が大きな利益を生む産業畑になっていることに起因し、現在この分野の情報・学校・書籍は腐るほど山積しています。ところがその中にはまがい物や学習者を迷わせる劣悪なものが氾濫しているのが現状です。そのような中で実際的かつ真摯な情報が提供されているのは素晴らしい事だと思います。一人でも多くの学習者がこのページに出会えるよう祈って止みません。私が授業を教えているのは主に通訳者志望の学生ですが、このページは彼らにも大いに参考になるはずですので、紹介しようと思います」

中田:鋭いご指摘、どうもありがとうございます。私が上記の文章で伝えたかったのは、「聞き流し」という学習法は勉強したような気にさせるだけで、実は英語力の向上につながらない危険がある、ということでした。しかし、「多読よりも精聴の方が重要である」、という印象を与えてしまったのでしたら、私の書き方がまずかったためと思います。至らぬところを補足させていただく為に、お便りをそのまま掲載させていただきました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【関連ページ】

 「MDを使った英語学習のススメ」
 「マジック・リスニング体験記」
 「これで200点アップ!TOEIC必勝法」 (All About TOEIC・英語検定より)
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