「なかたンゴ」は、長期的な記憶保持を促進することを目的に開発された英単語学習ソフトです。無料で使用できます。
使用方法
既存の語彙リストを使って学習する場合
- 「なかたンゴ」にアクセスします。
- 学習したいコンテンツ、単語数、および出題形式(多肢選択または記述式)を一覧から選びます。
- 「Start」ボタンを押すと、学習が始まります。
- 一定の条件を満たすと、学習は自動的に終了します。
独自のコンテンツで学習する場合
- 「DIYなかたンゴ」にアクセスします。
- 「英単語」と書かれたボックスに、学習したい単語を入力します。英単語は100個まで入力することができます。
- 「意味」と書かれたボックスに、それぞれの単語の意味(和訳や定義)を入力します。
- 「Start」ボタンを押すと、学習が始まります。
- 一定の条件を満たすと、学習は自動的に終了します。
*「DIYなかたンゴ」は、現時点では多肢選択式には対応していません。
更新履歴
・ 2016年4月5日:なかたンゴ ver. 0.2を公開しました。
・ 2016年5月17日:なかたンゴ ver. 0.3を公開しました。
【Ver. 0.3での変更点】
(1) 学習できる単語の上限が、20個から100個に増えました。
(2) 「正解」、「不正解」に加えて、「おしい!」というフィードバックも表示されるようになりました。おしいスペリングミスかどうかの判定には、「スペリングミスの度合いに応じて部分点を自動で計算するWebアプリ:EASS(Electronic Automated Spelling Scorer)」と同じアルゴリズムを用いています。
・ 2016年5月18日:なかたンゴ ver. 0.31を公開しました。
【Ver. 0.31での変更点】
(1) 学習回数を「超あっさり」、「あっさり」、「ふつう」、「こってり」、「超こってり」の5段階から選択できるようになりました。「あっさり」なほど学習回数が少なく、「こってり」なほど学習回数が多くなります。
・ 多くの単語を広く浅く学習したい時や、時間があまりない時には「あっさり」
・ 少ない単語を深く学習したい時や、時間的な余裕がある時には「こってり」
など、目的や時間に合わせて、学習回数を調整することが可能になりました。
(2) 「ヒント」機能が追加されました。「ヒント」ボタンを押すと、その単語の文字数と1文字目の文字がヒントとして表示されます。
例えば、”apple”が正解であれば、「aから始まる5文字の単語です」というヒントが表示されます。
・ 2016年5月30日:なかたンゴ ver. 0.4を公開しました。
【Ver. 0.4での変更点】
NAWL (New Academic Word List) とNGSL (A New General Service List) の単語を学習できるようになりました。 NAWL・NGSLは、ともにCharles Browne教授・Brent Culligan教授・Joseph Phillips教授によって開発されました。
NGSLは、英語を使用する上で最も重要な基本2,851単語が収録されています。NGSLの方がより基礎的な単語が含まれているため、初学者に適しています。NAWLは、963語からなる学術英単語のリストです。アカデミックな単語が中心であるため、中級者~上級者に適しています。
NAWLとNGSLの詳細については、以下のwebページをご覧下さい。
NGSL (A New General Service List)
Browne, C., Culligan, B. & Phillips, J. (2013). The New Academic Word List.
Browne, C., Culligan, B. & Phillips, J. (2013). The New General Service List.
・ 2016年5月31日:なかたンゴ ver. 0.41を公開しました。
【Ver. 0.41での変更点】
・ 2017年3月27日:なかたンゴ ver. 0.5を公開しました。
【Ver. 0.5での変更点】
「なかたンゴ」、「DIYなかたンゴ」という2種類のソフトウェアに分割しました。既存の語彙リストを使って学習する場合は「なかたンゴ」を、独自に入力したコンテンツを学習する場合は「DIYなかたンゴ」をご利用ください。
・ 2017年3月28日:なかたンゴ ver. 0.6を公開しました。
【Ver. 0.6での変更点】
記述式問題に加えて、多肢選択形式(4択)でも学習ができるようになりました。スマートフォンなどで学習する際に便利です。
名前の由来
開発者の小学生時代のあだ名が「なかたん」であったことに由来します。某インターネット掲示板で用いられるスラングからも着想を得ました。
リンク
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