大学英語教育学会の合同研究会でシンポジウムのパネリストを務めます

3月20日(金)に行われる大学英語教育学会(JACET)の合同研究会で、シンポジウムのパネリストを務めます。詳細は以下の通りです。


JACET英語辞書研究会・JACET英語語彙研究会・関西英語辞書学研究会・JACETリーディング研究会合同研究会

2020年3月20日(金)10:40-17:30

場所:関西学院大学梅田キャンパス(アプローズタワー14階)

参加費:500円(予約不要)

●シンポジウム 題目:「効果的な第二言語(英語)習得への提言」
・「第二言語習得研究に基づく語彙の効果的な教え方・学び方」
中田達也(法政大学)
・「易しい語と難しい語―『コンパスローズ英和辞典』を例に」
赤須薫(東洋大学)
・「辞書力を鍛える?辞書力は英語力と比例する」
赤野一郎(京都外国語大学名誉教授)
・「音読が促進する第二言語(英語)習得」
門田修平(関西学院大学)


当日はsemantic clusteringやテスト効果についてお話しする予定です。新型コロナウイルス感染症の影響が心配ですが・・・

The Modern Language Journal (Wiley) のGuest editorを務めました

査読付き国際誌The Modern Language Journal (Wiley)のGuest editorを、鈴木祐一氏(神奈川大学)・Robert DeKeyser氏(メリーランド大学)と共同で務めました(Vol. 103, Issue 3)。

我々が編集した特集号のテーマは、”Optimizing Second Language Practice in the Classroom: Perspectives from Cognitive Psychology”というもので、認知心理学の知見(分散学習、テスト効果、適性など)を元に、効果的な外国語学習を行う方法について考察しています。

日本はもちろん、米国・英国・カナダ・ニュージーランド・スペインなど、様々な国を拠点とする研究者の論文が収録された、国際色豊かな内容になっています。

特集号の目次は以下のとおりです。

1. Optimizing Second Language Practice in the Classroom: Perspectives From Cognitive Psychology (YUICHI SUZUKI, TATSUYA NAKATA, & ROBERT DEKEYSER)

2. Weighing up Exercises on Phrasal Verbs: Retrieval Versus Trial-and-Error Practices (BRIAN STRONG & FRANK BOERS)

3. Investigating Distribution of Practice Effects for the Learning of Foreign Language Verb Morphology in the Young Learner Classroom (ROWENA E. KASPROWICZ, EMMA MARSDEN, & NICK SEPHTON)

4. Distribution of Practice Effects in the Acquisition and Retention of L2 Mandarin Tonal Word Production (MAN LI & ROBERT DEKEYSER)

5. Mixing Grammar Exercises Facilitates Long-Term Retention: Effects of Blocking, Interleaving, and Increasing Practice (TATSUYA NAKATA & YUICHI SUZUKI)

6. Should We Listen or Read? Modality Effects in Implicit and Explicit Knowledge (KATHY MINHYE KIM & ALINE GODFROID)

7. Investigating Effects of Working Memory Training on Foreign Language Development (YUKO HAYASHI)

8. Cognitive Individual Differences as Predictors of Improvement and Awareness under Implicit and Explicit Feedback Conditions (YUCEL YILMAZ & GISELA GRANENA)

9. Perfecting Practice (PATSY MARTIN LIGHTBOWN)

10. The Desirable Difficulty Framework as a Theoretical Foundation for Optimizing and Researching Second Language Practice (YUICHI SUZUKI, TATSUYA NAKATA, & ROBERT DEKEYSER)

特集号は以下からご覧いただけます。

https://onlinelibrary.wiley.com/toc/15404781/2019/103/3

Studies in Second Language Acquisition (Cambridge University Press) に共著論文が掲載されました

査読付き国際誌Studies in Second Language Acquisition(Cambridge University Press)に、鈴木祐一先生(神奈川大学)との共著論文が掲載されました。

Nakata, T., & Suzuki, Y. (2019). Effects of massing and spacing on the learning of semantically related and unrelated wordsStudies in Second Language Acquisition. 41, 287–311. doi:10.1017/S0272263118000219 [PDF]

研究の概要

外国語の単語を学ぶ上で、果物の名前(例. apple, banana, orange)、動物の名前(例. dog, cat, horse)、曜日の名前(例. Sunday, Monday, Tuesday)など、意味的に関連した単語を同時に学習することは一般的に行われていると考えられます。

意味的に関連した単語をまとめて学習することは、“semantic clustering”と呼ばれています。semantic clusteringは、日本に限らず、様々な国で広く行われている学習法であると指摘されています。

しかし、多くの研究者は、semantic clusteringは干渉(interference)を引き起こすため、語彙習得を阻害する有害な学習法であると警鐘を鳴らしています。例えば、right(右)とleft(左)という単語を同時に学習すると、それぞれが競合(干渉)し、どちらが「右」でどちらが「左」を意味するのか、混乱してしまうということです。

「semantic clusteringが学習を阻害する」という主張は、語彙習得に関する多くの専門書籍や学術論文において見られます。しかし、その主張の根拠として挙げられている研究を仔細に検討すると、「semantic clusteringが学習を阻害する」という主張は必ずしも妥当ではないように考えられます。

そこで、我々の研究では、semantic clusteringに関する今までの研究の限界をふまえた上で、semantic clusteringの効果を改めて調査しました。

また、「意味的に類似した単語を学習する上では、特に分散学習が効果的である」という主張を検証するため、集中学習(massed learning)と分散学習(spaced learning)が意味的に類似した単語の学習に与える効果も検証しました。

研究の結果

研究結果を要約すると、以下の通りです。

(a) これまで「semantic clusteringが学習を阻害する」と考えられてきたが、事後テスト得点において、そのような結果は得られなかった。

(b) しかし、意味的に関連がある単語の方が、そうでない単語よりも、より多くの干渉エラーに結びついた。すなわち、weasel(イタチ)という単語を和訳することが求められた時に、「イタチ」ではなく別の哺乳類の名前(アライグマやカワウソなど)を答えてしまうことが多かった。

(c) 意味的に類似した単語と類似していない単語のいずれにおいても、分散学習は集中学習よりも効果的だった。しかし、「意味的に類似した単語を学習する上では、特に分散学習が効果的である」という仮説とは反対に、分散学習は意味的に類似していない単語の学習に特に有効であった。

コメント

本論文は所定の費用を支払うことでopen accessとして無料で公開されています。「意味的に似た単語を一緒に学ぶのは良くない」というのは語彙習得研究者の間では長い間定説になっていましたが、その定説に疑問を投げかけたという点で、色々な方に読んでいただきたいと思い、open accessにしてもらいました。

書籍『英単語学習の科学』が研究社から発売されました

書籍『英単語学習の科学』が研究社から発売されました。

 

効果的な英単語の学習法や教授法について、最新の研究を元に解説しています。

 

出版社による内容紹介は以下の通りです。

 


 

著者:中田達也

 

版元:研究社

 

価格:1,800円+税

 

「単語帳で暗記しても実用英語には活用できない」「単語集ではなく文脈で覚えることこそ正しい」「忘れる前に復習しないと覚えられない」「選択問題をやっても語彙学習には役に立たない」などなど、ちまたにはびこる間違った「常識」をばっさり斬って、本当に効果的な英単語学習法・教授法をとことん解説。最新の第二言語習得研究の成果を紹介しながら、本当に役立つ英単語の覚え方を考察。多くの英語学習者・英語教師が待ち望んでいた英単語学習法のエッセンス集。

 


研究者・教員・学習者など、幅広い読者を念頭に執筆したつもりなので、色々な方に手に取って頂けるとうれしいです。

 

分担執筆した書籍 『実践例で学ぶ第二言語習得研究に基づく英語指導』が発売されました

分担執筆した書籍 『実践例で学ぶ第二言語習得研究に基づく英語指導』が大修館から発売されました。私は「第9章 語彙指導」を執筆しました。

書籍の内容は以下の通りです。

第1章 文法指導はどのように変わってきたか
1.はじめに
2.言語教授法はどのように変化してきたか
3.文法中心のアプローチ
 3.1 文法訳読法
 3.2 オーディオ・リンガル法
 3.3 PPP(Presentation-Practice-Production)
 3.4 文法中心のアプローチの問題点
4.コミュニケーション中心の教授法
 4.1 コミュニケーション中心のアプローチの問題点
 4.2 フォーカス・オン・フォーム――第3の道へ
 4.3 フォーカス・オン・フォームにはどのようなものがあるか
5.まとめ

第2章 目標項目を目立たせよう――インプット強化
1.はじめに
2.理論
 2.1 インプット強化とは
 2.2 なぜインプット強化は効果的か
3.研究――インプット強化は本当に効果があるか
4.授業での活用
 4.1 リスニングによる聴覚インプット強化(中学校)
 4.2 リーディングによるインプット洪水(中学校)
 4.3 リーディングによる視覚インプット強化(高校)
5.おわりに

第3章 目標項目の処理を手助けしよう--処理指導
1.はじめに
2.理論
 2.1 インプット処理理論
 2.2 処理指導
 2.3 明示情報
 2.4 構造化されたインプット活動
3.研究
4.授業での活用
 4.1 複数形の形態素-s(中学校)
 4.2 規則動詞の過去形(中学校)
 4.3 受動態(高校)
5.おわりに

第4章 話す活動と文法指導――フィードバック
1.はじめに
2.理論
3.研究
 3.1 間違いを訂正するべきか
 3.2 いつ間違いを訂正するべきか
 3.3 どの間違いを訂正するべきか
 3.4 どのように間違いを訂正するべきか
4.授業での活用
 4.1 発音の間違いに対する訂正フィードバック(中学校)
 4.2 単語の間違いに対する訂正フィードバック(中学校
 4.3 文法の間違いに対する訂正フィードバック(高校)
5.おわりに

第5章 ライティングのフィードバックの効果
1.はじめに
2.理論
 2.1 インタラクション仮説
 2.2 社会文化理論
3.研究
 3.1 フィードバックの効果に関する議論
 3.2 直接的WCFと間接的WCFの効果
 3.3 フォーカスされたWCFとフォーカスされないWCFの効果
 3.4 学習者の要因
 3.5 教員の要因
 3.6 個別指導におけるフィードバック
 3.7 フィードバックの活用
4.授業での活用
 4.1 ライティングを活用した時制の指導(中学校)
 4.2 1つのセンテンスを4人1組で作成する活動(中学校)
 4.3 要約文を書く練習(高校)
5.おわりに

第6章 タスクを効果的に用いよう
1.はじめに
2.理論
3.研究
 3.1 タスクの導入に関する研究
 3.2 タスクの性質に関する研究
 3.3 タスクの複雑さ
 3.4 タスクの複雑さに関する研究
 3.5 タスク前の準備時間に関する研究
4.授業での活用
 4.1 ホストファミリー探し(中学校)
 4.2 夏休みの予定(中学校)
 4.3 犯人の聞き取り調査(高校)
5.おわりに

第7章 ペア・グループワークの潜在力を引き出そう
1.はじめに
2.理論
3.研究
 3.1 ネイティブスピーカーのインタラクションとの比較
 3.2 コミュニケーションの手法
 3.3 タスクの様式
 3.4 習熟度
4.授業での活用
 4.1 問題点
 4.2 協力的なクラスルーム環境を作り出す
 4.3 プライミング
 4.4 意味のある練習
 4.5 フィードバック・トレーニング
5.おわりに

第8章 発音指導
1.はじめに
2.理論
3.研究
 3.1 世界全体の傾向
 3.2 指導の方向性
 3.3 4つの指導ポイント
4.授業での活用
 4.1 発音記号を使った指導法(中学校)
 4.2 Fight-Club Technique(中学校)
 4.3 授業・家庭学習・小テスト(高校)
5.おわりに

第9章 語彙指導
1.はじめに
2.理論
 2.1 語彙を覚えるとはどういうことか
 2.2 どのような単語を覚えるべきか
 2.3 語彙の意図的学習と偶発的学習
3.研究――効果的な語彙指導の原則
 3.1 単語の意味はどのように与えるべきか
 3.2 語彙の創造的使用
 3.3 キーワード法
 3.4 テストが記憶を強化する
 3.5 語彙の最適な復習間隔とは
 3.6 干渉を避ける
4.授業での活用
 4.1 フラッシュカードを用いた単語の練習(中学校)
 4.2 穴埋め問題(中学校)
 4.3 リーディング授業での語彙指導(高校)
5.おわりに

第10章 語用論指導
1.はじめに
2.理論
3.研究
 3.1 アウトプット誘導型タスクの効果
 3.2 インプット供給型タスクの効果
 3.3 語用論的能力を向上させるにはどうすればいいか
4.授業での活用
 4.1 依頼・謝罪・断り(面識度の低い人との対話1)
 4.2 依頼・謝罪・断り(面識のない人との対話)
 4.3 依頼・謝罪・断り(面識度の低い人との対話2)
5.おわりに

第11章 個人差とコンテクスト
1.はじめに
2.理論
3.研究
4.授業での活用
 4.1 対話例の活用法(中学校)
 4.2 リスニングでの活用法(中学校)
 4.3 ライティングでの活用法(高校)
5.おわりに

第12章 指導の評価――スキル学習理論の観点から
1.はじめに
2.理論
 2.1 英語が使えるようになるとは
    ――スキル習得理論の観点から
 2.2 繰り返し練習で手続き化と自動化を達成する
    ――練習のべき法則とスキルの転移の限界
 2.3 いつ評価するか
    ――スキル習得とスキル忘却の両側面から
3.研究
 3.1 語彙処理
 3.2 文法処理
 3.3 シャドーイング、文復唱課題、自由発話課題
4.授業での活用
 4.1 ディクテーションテスト(中学・高校)
 4.2 シャドーイングテスト(中学・高校)
 4.3 スピーキングテスト(中学・高校)
 4.4 ライティングテスト(高校)
 4.5 評価に関するQ&A
5.おわりに

第13章 まとめ――フォーカス・オン・フォームの指導
原則1 コミュニケーション活動中に言語形式への意識を高めること
原則2 インプット中心の指導を充実させること
原則3 インタラクションの機会を充実させること
原則4 個に応じた指導や場面を考慮した指導を行うこと
原則5 指導の効果をパフォーマンス・テストで測定すること

詳細は以下のwebサイトをご覧ください。

実践例で学ぶ第二言語習得研究に基づく英語指導

実践例で学ぶ第二言語習得研究に基づく英語指導

分担執筆した書籍”Corrective Feedback in Second Language Teaching and Learning” (Routledge) が発売されました

分担執筆した書籍”Corrective Feedback in Second Language Teaching and Learning”がRoutledgeから発行されました。私は第3章”The timing of oral corrective feedback”を執筆しました。

目次は以下の通りです。

Introduction: The role of corrective feedback: Theoretical and pedagogical perspective – Hossein Nassaji and Eva Kartchava

PART 1: ORAL CORRECTIVE FEEDBACK

Chapter 1: Oral corrective feedback in L2 classrooms: What we know so far - Rod Ellis

Chapter 2: The nature of peer corrective feedback during oral interaction: Cognitive and social perspectives – Masatoshi Sato

Chapter 3: The timing of oral corrective feedback – Paul Gregory Quinn and Tatsuya Nakata

PART 2: COMPUTER-MEDIATED CORRECTIVE FEEDBACK

Chapter 4: Computer-assisted corrective feedback and language learning – Trude Heift and Volker Hegelheimer

Chapter 5: Peer corrective feedback in computer-mediated collaborative writing – Neomy Storch

Chapter 6: Interactional feedback in computer-mediated communication: A review of the state of the art – Nicole Ziegler and Alison Mackey

PART 3: WRITTEN CORRECTIVE FEEDBACK

Chapter 7: Language-focused peer corrective feedback in second language writing – Magda Tigchelaar and Charlene Polio

Chapter 8: Negotiated oral negotiation in response to written errors – Hossein Nassaji

Chapter 9: Why some L2 learners fail to benefit from written CF Corrective Feedback – John Bitchener

PART 4: STUDENT AND TEACHER ISSUES IN CORRECTIVE FEEDBACK

Chapter 10: Student and teacher beliefs and attitudes towards corrective feedback – Shaofeng Li

Chapter 11: Non-verbal Feedback – Kimi Nakatsukasa and Shawn Loewen

Conclusion, reflections, and final remarks – Hossein Nassaji and Eva Kartchava

書籍に関する詳細は、以下のwebサイトをご覧下さい。

Corrective feedback in second language teaching and learning: Research, theory, applications, implications (Routledge)

分担執筆した書籍『朝倉日英対照言語学シリーズ[発展編] 2 心理言語学』が発売されました

『朝倉日英対照言語学シリーズ[発展編] 2 心理言語学』が朝倉書店から発売されました。私は「第2章 単語・語彙の獲得」を執筆しました。

書籍の内容は以下の通りです。

序章:心理言語学とは何か [西原哲雄]
1.音声・音韻の獲得 [冨田かおる・西原哲雄]
2.単語・語彙の獲得 [中田達也]
3.文理解・統語の獲得 [中西 弘]
4.語用の理解と獲得 [高橋 潔]
5.言語獲得 [鈴木 渉]

詳細は以下のwebサイトをご覧ください。

「なかたンゴ」で多肢選択形式(4択)の学習ができるようになりました

なかたンゴ ver. 0.6を公開しました。
なかたンゴ ver. 0.6では、記述式問題に加えて、多肢選択形式(4択)でも学習ができるようになりました。スマートフォンなどで学習する際に便利です。
「DIYなかたンゴ」は、現時点では多肢選択問題には対応していません。

「DIYなかたンゴ」 を公開しました。

英単語学習ソフト「なかたンゴ」を、「DIYなかたンゴ」と「なかたンゴ」という2種類のソフトに分割しました。

既存の語彙リスト(NGSL, NAWL, TOEIC単語)を使って学習する場合は、「なかたンゴ」をご利用ください。

「なかたンゴ」

自分で入力したコンテンツを学習する場合は、「DIYなかたンゴ」をご利用ください。

「DIYなかたンゴ」

「なかたンゴ」・「DIYなかたンゴ」の詳細および使用方法については、以下をご覧ください。

「なかたンゴ」・「DIYなかたンゴ」

Corrective feedback in second language teaching and learning (Routledge)に論文が掲載されます

Routledgeから発行の書籍、”Corrective feedback in second language teaching and learning“に論文が掲載されます。

Quinn, P., & Nakata, T. (in press). The timing of oral corrective feedback. In H. Nassaji & E. Kartchava (Eds.), Corrective feedback in second language teaching and learning: Research, theory, applications, implications. Oxon, UK: Routledge.

本書籍には、Rod Ellis, Alison Mackey, Shawn Loewen氏なども論文を執筆しています。2017年3月出版予定です。

書籍に関する詳細は、以下のwebサイトをご覧下さい。

Corrective feedback in second language teaching and learning: Research, theory, applications, implications (Routledge)