Studies in Second Language Acquisitionに単著論文の掲載が決定しました。

Studies in Second Language Acquisition (Cambridge University Press)に単著論文の掲載が決定しました。

Nakata, T. (in press). Does repeated practice make perfect? The effects of within-session repeated retrieval on second language vocabulary learning. Studies in Second Language Acquisition.

Studies in Second Language Acquisitionに論文が掲載されるのは、これで3年連続3回目です。

9月に行われる国際学会Vocab@Tokyoで、本論文に関する口頭発表を行う予定です。

SLA

SLA Research and Materials Development for Language Learning (Routledge)に論文が掲載されました

Routledgeから発行の書籍、SLA Research and Materials Development for Language Learningに論文が掲載されました。Stuart Webb氏との共著です。

Nakata, T., & Webb, S. A. (2016). Vocabulary learning exercises: Evaluating a selection of exercises commonly featured in language learning materials. In B. Tomlinson (Ed.), SLA research and materials development for language learning (pp. 123-138). Oxon, UK: Routledge.

本書籍には、Rod Ellis, Alison Mackey, Frank Boers氏なども論文を執筆しています。

書籍に関する詳細は、以下のwebサイトをご覧下さい。

SLA research and materials development for language learning (Routledge)

9781138811973

英単語学習ソフト「なかたンゴ」を更新しました。TOEIC頻出英単語1,242語を学習できるようになりました

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト「なかたンゴ」ver. 0.41を公開しました。
ver. 0.41では、TOEIC Service List収録の1,242語を学習できるようになりました。TOEIC Service ListはCharles Browne教授・Brent Culligan教授・Joseph Phillips教授によって作成された語彙リストです(英単語の和約はStuart McLean氏が作成)。

NGSL収録語とTOEIC Service List収録語を合わせて学ぶことで、TOEIC教材およびTOEICテストの99%の語彙をカバーすることが示されています。

英単語学習ソフト「なかたンゴ」を更新しました。NAWL (New Academic Word List) とNGSL (New General Service List) の単語を学習できるようになりました。

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト「なかたンゴ」ver. 0.4を公開しました。

Ver. 0.4では、NAWL (New Academic Word List)NAWL (New Academic Word List) とNGSL (A New General Service List) の単語を学習できるようになりました。 NAWL・NGSLは、ともにCharles Browne教授・Brent Culligan教授・Joseph Phillips教授によって開発された英単語リストです。

NGSLは、英語を使用する上で最も重要な基本2,851単語が収録されています。NGSLには多くの基礎的な単語が含まれているため、初学者に適しています。NAWLは、963語からなる学術英単語のリストです。アカデミックな単語が中心であるため、中級者~上級者に適しています。

詳細は以下のリンクからどうぞ。

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト「なかたンゴ」ver. 0.4

 

英単語学習ソフト「なかたンゴ」の最新版を公開しました。学習回数を5段階から選択できるようになりました。また、「ヒント」機能も追加されました。

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト「なかたンゴ」ver. 0.31を公開しました。

Ver. 0.31での変更点は、以下の通りです。

(1) 学習回数を「超あっさり」、「あっさり」、「ふつう」、「こってり」、「超こってり」の5段階から選択できるようになりました。「あっさり」なほど学習回数が少なく、「こってり」なほど学習回数が多くなります。

・ 多くの単語を広く浅く学習したい時や、時間があまりない時には「あっさり」

・ 少ない単語を深く学習したい時や、時間的な余裕がある時には「こってり」

など、目的や時間に合わせて、学習回数を調整することが可能になりました。

ScreenClip

(2) 「ヒント」機能が追加されました。「ヒント」ボタンを押すと、その単語の文字数と1文字目の文字がヒントとして表示されます。

例えば、”apple”が正解であれば、「aから始まる5文字の単語です」というヒントが表示されます。

ScreenClip

詳細は以下のリンクからどうぞ。

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト「なかたンゴ」ver. 0.31

英単語学習ソフト:「なかたンゴ」の最新版を公開しました。学習できる項目の上限が20個から100個に増えました

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト「なかたンゴ」ver. 0.3を公開しました。

Ver. 0.3での変更点は、以下の通りです。

(1) 学習できる項目(単語)の上限が、20個から100個に増えました。

(2) 「正解」、「不正解」に加えて、「おしい!」というフィードバックも表示されるようになりました。おしいスペリングミスかどうかの判定には、「スペリングミスの度合いに応じて部分点を自動で計算するWebアプリ:EASS(Electronic Automated Spelling Scorer)」と同じアルゴリズムを用いています。

詳細は以下のリンクからどうぞ。

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト「なかたンゴ」ver. 0.3

雑誌「英語教育2016年6月号」(大修館)に記事を執筆しました

雑誌「英語教育2016年6月号」 (大修館)に記事を執筆しました。「生徒を伸ばす 教室で必要なリサーチのすべて」という巻頭特集の一部で、私は「語彙習得研究」を担当しました。
記事のタイトルは「語彙習得研究の知見を元に日々の語彙テストを最大限に活用する」です。
 2016-05-14 10.34.48 2016-05-14 10.35.59
2016-05-14 10.36.29

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト:「なかたンゴ」を公開しました

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト:「なかたンゴ」を公開しました。詳細は、以下のリンクからどうぞ。

分散学習の効果を最大限に高める英単語学習ソフト「なかたンゴ」

スペリングミスの度合いに応じて部分点を自動で計算するWebアプリ:EASS(Electronic Automated Spelling Scorer)を公開しました

英単語のスペリングを採点する際に、「おしいスペリングミスには部分点をあげたい」と思われる方は多いでしょう。しかし、何をもって「おしい」とするかには個人差があり、主観的な判断が入ってしまいがちです。

第二言語習得研究においても、”minor spelling mistakes(軽微なスペリングのミス)” (Laufer & Nation, 1999, pp. 38–39), “close approximations of the target word(模範解答に良く似た解答)” (Webb, 2009, p. 455), “misspelled responses which clearly resembled the correct answer(模範解答に明らかに似た誤答)” (Webb & Kagimoto, 2009, p. 64)といった、主観的な基準で部分点が与えられていることがあります。

そこで、スペリングに関する知識を客観的に評価するひとつの試みとして、スペリングミスの度合いに応じて部分点を自動で計算するwebアプリを開発・公開しました。

「EASS (Electronic Automated Spelling Scorer): It puts you to ease (with spelling)」

本ソフトウェアはJoe Barcroft教授 (Washington University in St. Louis, USA)によって開発された、 The lexical production scoring protocol (LPSP)を元にスコアを算出します。

LPSPの詳細については、以下をご参照ください。

Barcroft, J. (2002). Semantic and structural elaboration in L2 lexical acquisition. Language Learning, 52, 323–363.

Barcroft, J. (2003). Effects of questions about word meaning during L2 Spanish lexical learning. The Modern Language Journal, 87, 546–561.

Barcroft, J., & Rott, S. (2010). Partial word form learning in the written mode in L2 German and Spanish. Applied Linguistics, 31, 623–650.

 

使用方法

  • 「EASS (Electronic Automated Spelling Scorer)」にアクセスします。
  • 「Correct answer」と書かれたボックスに、模範解答を入力します。
  • 「Responses」と書かれたボックスに、解答を入力します。解答は複数入力することができます。
  • 「Calculate」ボタンを押すと、入力した解答全てに対して、スコアを計算することができます。
  • 本ソフトウェアは無料で使用出来ます。

結果の見方

結果の見方は以下の通りです。

  • Response:入力した解答です。
  • Score:その解答に与えられるスコアです。

spelling

注意点

  • 英語のアルファベット以外の文字(á, é, í, ó, or úなど)には対応していません。
  • 句読点などの記号は無視されます。
  • 大文字・小文字は異なる文字として認識されます。
  • 本ソフトウェアを使用した事により生じるいかなる損害に関しても、開発者は責任を負いません。

References

Laufer, B., & Nation, I. S. P. (1999). A vocabulary size test of controlled productive ability. Language Testing, 16, 36–55.

Webb, S. A. (2009). The effects of pre-learning vocabulary on reading comprehension and writing. Canadian Modern Language Review, 65, 441–470.

Webb, S. A., & Kagimoto, E. (2009). The effects of vocabulary learning on collocation and meaning. TESOL Quarterly, 43, 55–77.

International Review of Applied Linguistics in Language Teachingへの論文掲載が決定しました

International Review of Applied Linguistics in Language Teachingへの論文掲載が決定しました。

Nakata, T. (in press). Effects of retrieval formats on second language vocabulary learning. International Review of Applied Linguistics in Language Teaching.